一般社団法人
日本インテリアプランナー協会 関西

日時
Date(s) - 2025.02.11
12:40 PM - 4:20 PM

京町家の魅力とその継承

第１部　基調講演　『京町家の魅力とその継承』
（１３：００～１４：４０)

講師　中川　等さん　NPO法人古材文化の会　会長

京都市文化財マネージャー育成実行委員会委員長
藤井寺市文化財保護審議会委員
研究専門分野：　日本建築史、居住文化史
主な著書(共著)：　『洛北の民家』
『伝統的都市集住環境の空間秩序生成に関する研究』
『長岡京市史 建築・美術編』 など

2005年に立命館大学が調査して以来、数年毎に行われた京都市等による調査結果をみますと、年に２パーセント弱のペースで京町家は減失してきています。京町家は誰のもの？街並みと居住環境、住文化、都市文化、建築史の視点から、その意味を考えたいと思います。今や町家がまばらに点在する京都ではありますが、そこには構成する素材のつながり、人の営みのつながりも見えてきます。それらが京の街を歩いていても安心感であったり、懐かしさであったりし、いわば郷愁を誘う事にもなり、観光都市としての京都も成立しているのかも知れません。　町家をトーク25周年記念講演会の第１部では、中川先生にご専門の立場から京町家を読み解いて頂きます。

（１４：４０～１４：５０）　休憩

第２部  トークセッション～京町家の維持とそれを支える人々〜
（１４：５０～１６：２０）

京町家の維持継承とはいかにして成されてゆくのか。そこには居住者の思いや、伝統に培われた町家に係る職人の匠の技や知見が欠かせないのではないでしょうか。京町家がある現代都市としての快適さ、観光都市としての心地よさを維持してゆくには自治体の役割も大切になるでしょう。官、民、学、職が協働し知恵を絞って策を考える必要を感じます。　第２部のトークセッションではファシリテーターをお願いします研究者、そして多くの職種を代表して大工、左官、屋根葺の各一流の職人さん、加えて現代店舗建築から町家の維持保全・改修まで幅広く手掛ける設計者、居住者の立場から考える京町家の当主と、申し分のないパネリストにお集まり頂きました。

パネリスト

建築設計
冨家 裕久さん
一級建築士 冨家建築設計事務所　代表

一級建築士　京都市文化財マネージャー
NPO法人京町家なんでも応援団理事長　京町家居住支援者会議会員

大工
大下 尚平さん
株式会社大下工務店　代表取締役社長

登録建築大工基幹技能者　二級建築施工管理技士
一級建築大工技能士　京町家調査員

町家居住
町家をトーク運営委員会　委員長

遠藤家　当主　景観重要建造物　歴史的風致形成建造物
京都を彩る建物選定番号第1－050号

左官
有限会社 京壁 井筒屋佐藤　代表取締役

左官一級技能士　二級建築施工管理技士
左官基幹技能者　学術博士

瓦葺
光本瓦店有限会社　代表取締役

かわらぶき一級技能士　瓦屋根工事技師　屋根診断技師

ファシリテーター
中川等さん
NPO法人古材文化の会　会長

主催：町家をトーク運営委員会
後援：公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター / 一般社団法人日本インテリアプランナー協会 関西

●開催日時：２０２５年２月１１日（火・祝日）１２：４０開場 ・受付 　１３：００開講
●参加費　：１，０００円/１人　　（当日会場受付にて開講前にお支払いください）
●定員　　： ４０名　（事前に申し込みが必要です）
＊定員オーバーなどでお断りする場合のみ折り返しご連絡いたします
●開催会場 ： 京都市景観・まちづくりセンター  ワークショップルーム
〒600-8127 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1
（河原町通五条下る東側） 「ひと・まち交流館京都」 Ｂ1 Ｆ　TEL： 075-354-8711

●バス・電車
市バス１７・２０５番(河原町通り)系統
「河原町正面」下車すぐ
地下鉄烏丸線「五条」①下車、徒歩10分
京阪電車「清水五条」②下車、徒歩 ８分
阪急電車「四条河原町」③下車、徒歩15分

申込方法

お申し込みは画面下のダウンロード資料より「町家をトーク25周年記念講演会案内&申込書」を
ダウンロードして頂き、裏面≪申込票≫にご記載の上、E-メール又はFAXで事務局までお送り下さい。

E-mail：machiyatalk2000@gmail.com
FAX：075-315-2394

●問合せ先

町家をトーク運営委員会 事務局
担当 ： 町家をトーク代表 岡田優 / 運営委員長 遠藤晃一
〒600-8875　京都市下京区西七条石井町52 岡田方
TEL：090-6550-2468 / FAX：075-315-2394
E-mail: machiyatalk2000@gmail.com